今後の動きとしては、メディアや言論活動を通じて影響力を維持する可能性が高いものの、維新との関係修復は困難な状況。

足立康史 vs. 橋下徹

2017年の初衝突:番組批判を巡る応酬 発端: 2017年12月、橋下氏が告知したAbemaTVの番組「橋下徹のニッポン改造論」に対し、足立氏が「つまらん」とXでつぶやいたことがきっかけ。この番組は教育無償化をテーマにしていたが、維新の議員が呼ばれていなかったことに足立氏が不満を示した形。 橋下氏の反応: 橋下氏はこれに激怒し、「維新の国会議員は観ないでよろしい。理解できんやろうし、日本には不必要。早く消えろ」「足立の国会活動ほど独りよがりでつまらんものはない。早く国会から消えてくれ」と連続投稿で痛烈に批判。 足立氏の対応: 足立氏は翌日、「教育をテーマとする番組に維新議員が呼ばれないことに異議申し立てをしたが、ネット番組に政治的公平さを求めるのは間違いだった。謝罪して撤回します」と謝罪。これを受け、橋下氏も「僕の足立さんに対する表現を撤回し、謝罪します」と応じ、一時的に和解。 2021年の泥沼バトル:文通費問題と離党発言 背景: 2021年12月、日本維新の会内で文書通信交通滞在費(文通費)の改革を巡る議論が過熱。足立氏は党内討論会で「政治資金規正法に服することができないルールを強制するなら離党する」と発言し、波紋を広げた。 橋下氏の批判: 12月20日、橋下氏は 、「足立議員は自分の主張が通らなければ離党すると公言。このやり方は組織に絶対的に必要とされる者しか使えないカード。大物やねー。どうぞ離党してと言われたらどうするんやろ?このやり方は最後の手段。通らなければ離党するのみ。こんな手法を常に認める組織などない。分かってるよな?」と皮肉を込めて投稿。 足立氏の反論: 同日、足立氏は引用リプライで「もちろん、分かっています。今回の文通費問題の処理は、日本維新の会が更に飛躍していくために絶対に間違えてはいけないテーマであると腹を決め、臨んできました。こんな荒技、二度と使いたくないです」と返答。自身の行動が党の未来を懸けた決断だったと主張。 さらなる応酬: 橋下氏は足立氏の態度を「謝罪すべき」と要求し、「足立議員は維新から退場すべき」とまでエスカレート。一方、足立氏は離党を示唆した発言を撤回せず、両者の対立は「泥沼バトル」としてメディアでも報じられた。 その後の関係性 和解の兆し: 2021年11月、維新の代表選を前に、橋下氏はインタビューで「足立さんから謝罪を頂いたのでもう何もありません。今は良好な関係です」と発言し、過去の衝突を水に流したと強調。しかし、X上での直接的なやり取りはその後も散発的に続き、完全な和解とは言い難い状況が続いている。 2022年の再燃: ロシア・ウクライナ問題に関する橋下氏のコメントに対し、足立氏が「昨年末から壊れてる」と批判するなど、意見の相違が再び表面化。 特徴と傾向 テーマ: やり取りは主に維新の政策(文通費改革、教育無償化など)や個人の政治手法に関する意見対立が中心。 トーン: 橋下氏の皮肉や挑発的な口調に対し、足立氏は時に謝罪しつつも自身の信念を強く主張する姿勢が見られる。 影響: 両者の応酬は維新内部の緊張関係やイデオロギーの違いを浮き彫りにし、支持者やメディアの間で賛否を呼んでいる。

これが、SNS上における足立康史vs橋下徹の中身の概略。