宇宙飛行士は「未来人」?時間を超えて生きる現実の旅人たち
SFのような話だが、この時間のズレは現実にも起きている。国際宇宙ステーション(ISS)で長期間過ごした宇宙飛行士スコット・ケリーは、地球に残った双子の兄マーク・ケリーより、わずかに若くなって帰還した。これは彼が高速で地球を周回する間、時間がわずかに遅れて進んだためである。

(画像=イメージ画像 generated using QWEN CHAT、『TOCANA』より 引用)
この「時間の進み方の違い」は、GPS衛星などの精密なシステムにも影響を与えており、実用上も無視できない現象となっている。人工衛星が正確な位置情報を送るには、この相対性理論に基づいた時間のズレを補正しなければならない。
つまり、私たちは誰もが一秒ずつ時間を進む一方で、宇宙飛行士や高速移動をする物体は「より未来へ進む」ことができる。これが、現代科学が捉える「タイムトラベル」の実態である。