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「時間は相対的」──アインシュタインが示した未来への扉
タイムトラベルと聞くと、タイムマシンに乗って過去や未来を行き来するSF映画を思い浮かべる人が多いだろう。だが、科学者たちは「未来への時間旅行」はすでに現実のものであり、私たちの身近なところで起きていると語っている。
鍵となるのは、アインシュタインが1915年に発表した「一般相対性理論」だ。この理論によれば、時間は絶対的なものではなく、観測者の速度によって流れ方が変化する。つまり、速く動くほど、時間の進み方が遅くなるというわけだ。
この原理はすでに実証されている。1971年、科学者ハフェルとキーティングは超精密な原子時計を飛行機に積み込み、地球を一周させた。その結果、飛行機の時計は地上の時計とわずかに異なる時間を刻んでいた。これが、未来への“時間旅行”の証拠である。