また、カシューアップルも同じように、脂肪蓄積をいくらか抑制する効果がありました。
そして最も興味深いのは、カシューナッツが「アディポネクチン」というタンパク質のレベルを大幅に増加させたという事実です。
このタンパク質には体がインスリンをより効果的に使用し、脂肪をエネルギーとして燃焼させるのを助ける働きがあります。
この増加は、カシューナッツが脂肪を「減らす」というより、「質のよい脂肪細胞を作る」方向に働いている可能性を示しています。
この研究は、カシューナッツが脂肪と戦う味方である可能性を示した点で画期的です。
特に、普段は廃棄されるカシューアップルやシェルに脂肪細胞の成長を抑制する効果があることは、サステナブルな食材利用という意味でも大きな価値があります。
将来的には、これらの部位から抽出した成分が、サプリメントや機能性食品として活用される日が来るかもしれません。
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参考文献
Health Benefits of Cashew Nut Byproducts: Inhibiting Fat Accumulation
https://www.tsukuba.ac.jp/en/research-news/20250307143000.html
Cashew plant leftovers are very good at inhibiting fat cell growth
https://newatlas.com/disease/obesity/cashew-plant-inhibition-adipocyte-lipid-accumulation/
元論文
Inhibitory effects of cashew Anacardium occidentale L. kernel, apple, and shell extracts on lipid accumulation and adipogenesis in 3T3-L1 adipocytes
https://doi.org/10.1038/s41598-025-85727-3