米国民主党政権では環境と人権を飯の種に変えてきました。そのための公金チューチュー部署としてさらに拡大させていったのがUSAIDだったのでしょう。

自国の経済を破壊してまで環境マンセー、米国で代々暮らしてきた米国民の人権を蔑ろにして人権マンセー。

そんなところにガンガンお金を投入していました。そのために過剰に優遇するという事も忘れません。

トランプ政権でその流れがバッサリ切られたと言って良いでしょう。

ダコタ・アクセス・パイプラインというものがあります。

ノースダコタのシェールオイル田からサウスダコタ、アイオワ州を経由してイリノイ州のパトカ近郊の石油ターミナルを結ぶパイプラインです。

1,886kmに及ぶ石油パイプライン計画なのですが、ネイティブアメリカンのスー族の集落にかかるためスー族から経済的被害などへの抗議活動があったことは事実です。

2017年2月に承認されたものの、エコ団体が過剰に煽ったことでほどなくしてこのパイプラインへの破壊行為が発生しました。また、訴訟も起こされました。

そして2020年7月にパイプラインの停止命令が出されますが、石油大手側は控訴しすぐに判決がひっくり返りました。

そうした経緯があっての損害賠償請求です。

トランプ政権になって一気に訴訟が進むようになった事を考えると、少なからず影響はあったのだろうと思われます。

英国の団体である美術品や歴史的遺産への器物損壊パフォーマンス団体のジャストストップオイルについてこんな記事が出て来ました。

【英ジャスト・ストップ・オイル、破壊的な抗議中止へ 「絵画にスープ投げつけ」やめる】

(CNN) 英国の環境活動家団体「ジャスト・ストップ・オイル」は27日、フィンセント・ファン・ゴッホの絵画「ひまわり」にスープを投げつける、「マグナ・カルタ(大憲章)」の保護ガラスを壊す、ストーンヘンジにオレンジ色の粉末塗料を吹きかける、といった破壊的な抗議行動をやめる方針を明らかにした。