昔、戦時国債というのがありました。物価は昭和10年比で、22年に110倍、23年に190倍、24年に240倍になり、国債は紙くず同然となり、政府債務は帳消しになりました。2%以上の物価上昇が3年を超え、10年続けば、国債の実質価値は激減します。それが政府の狙いでしょうか。
そんなことをしても、日銀保有の国債残高は約580兆円で、その実質価値が棄損すれば、国庫納付金(税外収入)も減り、歳出を削減しなければならなくなります。こちらを立てれば、あちらが立たずです。
編集部より:このブログは「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2025年3月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、中村氏のブログをご覧ください。