一方で製造業はゼロ近辺で横ばいが続いています。
製造業は1人あたりの投資が増えているわけではなく、一定水準で維持され続けているような状況と言えそうです。
4. 労働者1人あたりの投資・減耗の特徴
今回は、経済活動別に見た労働者1人あたりの総固定資本形成、固定資本減耗、純固定資本形成についてご紹介しました。
公共投資や情報・通信分野と密接な関係にある経済活動では、1990年代に非常に高い水準の投資がありましたら、近年では目減りしています。
固定資本減耗は、長期的に均されていますのでかつて投資して蓄積した残高により、高い水準の固定資本減耗が続いている事になります。
製造業は投資が多いですが、減耗も多く、差引の純固定資本形成はほぼゼロで水しています。
投資が増えていないながらも、一定水準の固定資産残高が維持されている状況と言えそうです。
物価が上昇するようになり、今後投資と付加価値増加の関係に繋がっていくのか、大変興味深い観点ではないでしょうか。
皆さんはどのように考えますか?
編集部より:この記事は株式会社小川製作所 小川製作所ブログ 2025年3月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「小川製作所ブログ:日本の経済統計と転換点」をご覧ください。