現代社会において「生きづらさ」を感じている人は少なくありません。この「生きづらさ」は個人の生き方や社会との関わり方において、しばしば根深い心理的問題を引き起こす原因にもなります。代表的なものとしては自己肯定感の欠如や孤立感です。こうした生きづらさが生じる背景には「視点の欠如」も要因のひとつとしてあげられるのではないでしょうか。
そこでSirabee取材班は、生きづらい人に欠けている視点を聞いてみました。
■負の環境から逃げる
「自分に合ってない、合ってないどころかどんどん自分がダメになる環境なら早めに逃げた方がいい。子供のうちは仮に家が最悪な家庭環境でも簡単に逃げられないから、周りの大人に相談するべきだし、もう成人しているならさっさと逃げていいと思う。
学校、仕事、恋人との関係など負の環境と思うのなら逃げる! 自分の置かれた環境を客観視して、いざというときは逃げるって選択肢がないと危ないよ」(30代・女性)