富士通が新卒一括採用を廃止するというニュースが話題となっています。
【参考リンク】富士通、新卒一括採用を廃止 職務・専門に応じ通年募集 日経新聞
Yahooのように数年前から新卒一括採用を見直し通年採用として中途採用と一本化する企業はありましたが、長く新卒一括採用を続けてきた大手日本企業が転換するのは史上初でしょう。
これ、恐らく日本中の大企業が注目しているはず。同社が上手く軌道にのせられれば一気に追随する企業が相次ぐと思いますね。
それほどまでに、現状の新卒一括採用に強い閉塞感を抱いている人事担当は多いですから。
なぜ、新卒一括採用は限界なのか。そしてそれを廃止することで、個人のキャリア戦略はどう変わることになるか。
いい機会なのでまとめておきましょう。

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新卒採用廃止ではなく、あくまでも新卒一括採用の廃止
まず、記事に対するレスを見ているとこういうレスが散見されました。
「中途だけで採用数をまかなうのは無理。ある程度の人数をそろえたいなら新卒採用は絶対に必要」
これはその通りなんですけど、そもそも見直されるのは「新卒一括採用」であって新卒の採用そのものは今後も引き続き行われます。
それってどう違うんだ?と思う人もいるでしょうが、要するに「新卒にあらずんば人にあらず」みたいな日本企業独自の慣習を辞めますよ、という話なんですね。
2000年頃の就職氷河期の底あたりは、特にその「新卒にあらずんば~」の傾向は強かったですね。