北米メーカー製の洗剤やせっけん、シャンプーのような商品はメーカーの品質改良が繰り返されていますが、基本的にブランド名はずっと同じなのです。せいぜい箱や入れ物にちょっと配合が変わったよ、というお知らせがつくぐらいです。
日本人の改良好きは言わずもがなですが、これが新製品=改良を施したより良い商品という意識につながるのでしょう。ここで日本企業は商品名もパッケージも変えて別のモノとして売り出すケースが多く、消費者側も「へぇ、試してみたい」と思うから一度ぐらいは買ってみるけれど上述のようにヒット商品はめったに出ないということではないかと考えています。
欧米の経営的観点からはムダに見えるでしょうし、自社のシェアをも削りかねない奪い合いに映るのでしょう。もっと自社のコア製品をしっかり押し出せばいいじゃないか、というわけです。その点、カップヌードルのマーケティングは上手に展開している好例で、いつまでたってもカップヌードルだけど様々なフレーバーを打ち出すことで客を引き付けています。別ブランドにしないところに意味があるのです。私から見ると日本の商品はどれも極めて品質は高いと思います。海外でも当然勝てる潜在的能力はあると思います。ただ、販売の段階になって何かビビり症のようなところが見受けられる、そんな気がいたします。

日清食品 カップヌードル
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月27日の記事より転載させていただきました。