人類存続の境界線「直径1km」
では、どれくらいのサイズの小惑星が衝突すると、地球規模の危機が訪れるのだろうか?
人類の存続に関わるグローバルリスク(核戦争、気候変動、パンデミック、小惑星衝突など)を研究するグローバル・チャレンジ財団の報告によると、直径1km以上の小惑星が衝突すれば、人類は極めて危険な状況に陥るという。専門家によれば、この規模の衝突は広島型原爆660万発分のエネルギーを放出すると見積もられている。
もちろん、このような大規模な小惑星衝突は非常に稀な現象だ。しかし、NASAの推計によると、このサイズの小惑星が地球に衝突する確率はおよそ70万年に1回とされている。決して「ありえない話」ではない。
さらに、問題は爆発の威力だけではない。小惑星が衝突した際に舞い上がる大量の塵やガスが大気中に拡散し、太陽光を遮ることで地球の気温が低下する可能性がある。これは「衝突の冬(Impact Winter)」と呼ばれる現象で、農作物の不作や生態系の崩壊を引き起こす危険性がある。

(画像=イメージ画像 Created with QWEN CHAT、『TOCANA』より 引用)