黒坂岳央です。
仕事をしていると「この人は頭が良いな」と感じさせる人がいる。その一方、長々と話を聞いても何を言いたいかまったくわからない人もいる。両者の違いはどこにあるのか?
よくある「結論から話す」「相手の理解度に応じて話のレベルをコントロールする」といったものは、もはや誰もが知っている話なので割愛する。
本稿ではあまり取り上げられない、筆者が考える彼らの特徴を独断と偏見で取り上げたい。

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1. ムダ話をしない
頭が良いと感じる人と会話していて感じることは、自分が言いたいことは言わず、その場で必要なことしか発言しない。「必要なことを最小限」、これが彼らの話し方の特徴である。
では、なぜ彼らは「最小限で発言する」のか? それは、いきなり長々と話しても相手の興味度合いがわからないからだ。故にまずはジャブを打ち、相手が話に興味を持つかどうかを探るのだ。相手が食いついたら改めて詳しく話す、それほどでもなければ次の話題へというスタンスだ。
「自分が言いたいことを控えて、必要な話だけをするなんて当たり前では?」と思われるかもしれないが、意外とそうでもなく「自分が言いたいことばかり言う人」は驚くほど多いのだ。
会社で課題解決の議論中に「そういえば僕もこんな悩みがあって」みたいに自分の悩みを話し出して議論を脱線させてしまう人は意外と多い。
プライベートはともかく、仕事については本題に関係ないことを話すべきではない。ムダな情報量を増やすと全体の効率が落ちる。自分が言いたい話はプライベートでするべきだ。
頭がいい人は情報の取捨選択が上手なので、必要なことしか言わない。
2. 話を深掘りする力
話を簡潔にまとめる力がある人は、当然ながら話を深める力も持っている。では、彼らはどのように話を深掘りしているのか?
「話を深める」と言っても、「縦に掘る」方法と「横に掘る」方法の2種類がある。彼らは横と縦の両方に深く掘り進める力を持っている。