ーなるほど、しっかり考えてプレーすることを学べたと。他には何かありますか?
畠山:あとは身体のケアについて学びました。僕はこれまで怪我をしても結構無理をしてプレーしていました。今までは時間をかけて治さなくてもプレーできていたんですが、ベテラン選手を見ていると、少しの怪我でも時間をかけてしっかりケアしていますし、色々な怪我の蓄積がプレーに大きく影響すると思うので、僕もそこは見習って少しの怪我でもしっかり向き合ってケアしていかないと今後もサッカーをしていくうえで影響があると思いました。
ー先日の御殿場合宿初日にも怪我がありました。離脱する判断もその経験が活きているのでしょうか?
畠山:そうですね。無理をしないことも大事ですし、色々な経験値があるからこそベテランの選手は自分の体と向き合っているので、どのくらいの怪我までならプレーして良いのかを分かっている。幸いにも僕はそこまで大きな怪我ではなかったんですが、そこ(離脱するタイミング)を見極める判断の正確さもより生かせるように考えを養わなければなと思いました。
ーこれまでのサッカーキャリアで印象に残っていることはありますか?
畠山:大卒1年目で加入したBTOP北海道時代、全社(全国社会人サッカー選手権大会)と地決(全国地域サッカーチャンピオンズリーグ)が残っているシーズン終盤の時期に長野パルセイロからGKのリュウ・ヌグラハ選手がレンタルで加入したんです。それまでは僕がスタメンで出場していたんですが、リュウ選手の加入後からスタメンを奪われてベンチに追いやられてしまって。上には上がいるんだと力不足を痛感しました。

まずは関東リーグチャンピオンに
ー目標の「Jリーガーとして活躍し続ける選手」になるために日々の練習で意識していることはありますか?