オプション建玉は6050をピークに6000 -6100間のコールを中心に大きく、Op Ex前はその少し上で推移していたため典型的なポジティブガンマであった。ネガティブガンマ域でのOp Ex底と対をなす形で、Op Ex前に高値圏で妙に動かない日が連続すると、その平穏はOp Ex通過と共に破られやすいことは知られている。

NVDAだけ残してマグニフィセント7の決算は概ね通過したが2022年以来の売り上げサプライズがない期となった。26日に控えるNVDA決算はまた一大イベントである。Deepseekショックで大きく急落したところで個人投資家が買い集め、その後徐々に値を戻していたという構図となるが、仮に決算でガイダンスだけでも滑るとそれなりのインパクトが出そうである。

現時点ではまだ分からないが、直前になってオプション市場の織り込み決算日の値幅が分かれば、その範囲内では消化、ブレイクしたらその方向に走りやすいだろう。

久々に流れてきたGS CTAは年初以来のポジション復元が大方済んでいる。

DBの統合ポジショニングも高値圏で一進一退が続く。

最近よく流れて来る機関投資家の先物ポジションは急落の後に少し反発したが、その後非米先進国は買い戻しが続くものの、S&P 500に限っては反発がまたフェードしている。

こちらは短期ポジションではないだろうが、VIXショートも溜まっている。

BofA FMSのキャッシュ比率は15年ぶりの低水準まで低下している。4.0%を下回るとセル・シグナルと扱われることが知られているが、直近で3.5%まで低下している。個人投資家が既に祭りに参加していることが分かっている中、機関投資家もポジションが重いとなるとリスクはダウンサイドに大きく偏る。

NAAIMは大きく楽観に傾き、これでほとんどのプレーヤーは楽観で揃ったように見える。

テクニカル。先週末の値動きは第二次トランプ政権発足以来ありがちな週末ヘッジの色合いが強く、従って週末を無事に通過さえすればある程度の戻しは行われると考えるべきだが、週足が前の週の下ヒゲ陽線に上ヒゲ陰線を被せた形となり、リリーフラリー以上の上値は重くなってしまう。加えて先週の記事でも取り上げたシーズナリティの悪さが3月上旬まで続く。