加藤勝信財務大臣は、英フィナンシャル・タイムズのインタビューで、日本は現時点ではデフレを克服していないとの認識を示しました。

消費者物価や賃金の上昇が見られるものの、再びデフレに戻る懸念が払拭されない限り、克服を宣言すべきではないと述べています。

加藤勝信財務大臣 財務省HPより

日本はすでにG7諸国の中でインフレ率が最も高くなっており、とてもデフレとは言えない状況です。

インタビューは、日銀が金融政策決定会合で短期金利の誘導目標を「0.5%程度」に据え置いた直後に行われました。