ではお前はどうやって消費を見るのか、と言われれば一番簡単なのはネットの収入(手取り)マイナス貯蓄額、これが消費に回っている金額だと考えてよいはずです。日本人の貯蓄率は23年度まで3年連続で減少しているのでそれだけ消費にお金が廻っているとみてよいのです。住友生命の分析では20代から60代まで概ね収入から消費を引いた貯蓄率は単身、家族持ち共に18-10%となっていてますが、単身世帯の方が貯蓄率が1-2ポイント高く出ています。しっかりしているのか、つつましいのか、さてどちらなのでしょうね?
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月24日の記事より転載させていただきました。