もし、5万年前のネアンデルタール人の手元にスマートフォンが落ちてきたら──。彼らはそれを恐れ投げ捨てるだろう。現代を生きる私たちの目から見れば、精巧に設計された技術の結晶だが、仕組みを理解できなければ、それは魔法にも等しい。
そして今、アメリカ政府はそんな“魔法の箱”を持っているかもしれないと噂されている。クラッシュしたUFOから回収された「宇宙人由来の技術」が、軍の手に渡っているというのである。
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「見つけること」より「解析すること」の方が難しい
元ペンタゴン職員の証言によれば、アメリカ軍は数十年にわたって墜落したUFOの回収と技術解析、いわゆる“逆行工学(リバース・エンジニアリング)”を秘密裏に行ってきたという。
技術を模倣すること自体は珍しくない。軍事分野では他国の兵器を解析し、より優れた自国製品を開発することが日常茶飯事だ。民間でも他社製品の仕組みを分析し再現することは一般的である。
しかし、もしその対象が「地球外のテクノロジー」だったとしたら?それはもはや常識の範囲では太刀打ちできない未知の挑戦になる。