イギリス南東部、ケント州マーゲイトの海岸で、「骸骨のような人魚」と形容される不気味な物体が打ち上げられ、目撃者たちに衝撃を与えている。
発見者は、ロンドン在住のポーラ・リーガンさん。3月10日、夫のデイブさんと海辺を散歩していたところ、砂浜の海藻に埋もれるようにして奇妙な形をした物体を見つけたという。
「最初は流木か、もしくは死んだアザラシかと思った」と語るポーラさんだが、近づいてみると、それはまったくの別物だった。
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頭部は骸骨、尾は人魚──正体不明の漂着物
撮影された写真には骸骨のように見える頭部と、柔らかくうねる魚の尾のような構造が写っている。全体としては、人魚の彫像を連想させる形状だが、その材質や質感からは人工物とも自然物とも断定しにくい。
ポーラさんはこう証言している。「頭は骨のように見えたけれど、尾の部分は柔らかく、でも腐っている感じはしなかった。ただ、とにかく変なものだったわ」
天気の良い静かな朝、ほかに人のいない浜辺で突如目の前に現れたその姿は、彼女の脳裏に深く焼き付いたという。