楽天証券は、同社を装ったフィッシング詐欺によって顧客のIDやパスワード、取引暗証番号などが不正に取得される被害が相次いでいると発表しました。これらの被害は2023年末頃から増加しており、最近も複数の相談が寄せられているとのことです。

フィッシング詐欺は、「口座の安全確認が必要」といった内容の偽メールやショートメッセージを通じて偽サイトへ誘導し、個人情報を入力させる手口です。

被害に遭った一部の顧客は、中国株を勝手に購入されたり、保有資産を売却されたりするなどの不正取引を訴えています。