■日清「エビではなくイカにした」
まずは、日清が公開している『カップヌードル』『カップヌードル シーフードヌードル』それぞれのアレルゲンを確認してみよう。

(画像=『Sirabee』より引用)
それぞれ小麦、卵、乳成分、豚肉、鶏肉、大豆、ごまが共通のアレルゲン。これらに加えてカップヌードルは「えび」、シーフードヌードルは「かに」「いか」「ゼラチン」が固有のアレルゲンとなる。

(画像=『Sirabee』より引用)
こちらの情報を踏まえた上で、日清の担当者は「『シーフードヌードル』に限らず、『カップヌードル』シリーズの製品は、そのフレーバーのオリジナルスープとの味の調和を考えたベストな具材を選んでいます」「その結果、『シーフードヌードル』にはエビではなく、イカを採用しました」と、説明してくれた。
つまり「アレルゲンを考慮して使用を控えた」といった理由ではなく、「味全体のバランスを考えた最適解」として、エビでなくイカが採用されたのだ。