1908年6月30日、ロシアのシベリア中央部に位置するツングースカ地域で、地球史上類を見ない巨大爆発が発生した。そのエネルギーは広島に投下された原子爆弾の約1000倍にも達し、広大な森林を壊滅させた。この事件は「ツングースカ大爆発」として知られているが、その原因は未だ完全には解明されていない。
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シベリアを襲った未曽有の爆発
ツングースカ大爆発では、約2150平方キロメートルにわたって森林が倒され、小さな村々や野生動物が姿を消した。目撃者によれば、事件発生時には巨大な火球が空を駆け抜け、轟音とともに地響きが発生したという。
科学者ノーマン・バーグラン博士は、自著『ringmakers of saturn』でこの爆発を「空中核爆発に類似したもの」と記述している。バーグランはNASAのボイジャー探査機のデータを用いて、ツングースカ事件に関連する異星の宇宙船の存在を示唆している。

(画像=画像は「The Pulse」より,『TOCANA』より 引用)