■洗濯のプロ「子供の靴下は表のまま」
靴下の洗い方について、大貫氏は「子供の靴下のように、泥や黒ずみなどの目立つ汚れが表側に多い場合は、表にして洗った方が良いです」と、説明する。

(画像=『Sirabee』より引用)
汚れが落ちる原理は前出の「裏返し」で洗った場合と同様。つまり、落としたい汚れ(ニオイ)が内側と外側の「どちらに付着しているか」によって、効率的な洗い方が変わってくるのだ。
そう考えると、幼少期に母から受けた「靴下は裏返しで脱がない」という躾は正しかったと言える。およそ30年越しに、母の偉大さを改めて感じた思いだ…。
なお、洗濯の際は「丸まった状態」で洗うと洗浄力が下がってしまうため、その点には注意したい。