半ば「ズボラの象徴」のような立ち位置にあるのが、裏返しとなった靴下。家族やパートナーが脱いだ靴下を裏返しのまま洗濯カゴに入れ、モヤモヤを覚えた経験はないだろうか。
しかしこの脱ぎ方、じつは「とんでもなく合理的」と判明したのだ。
■「裏返しで洗う」のが正解?
Sirabee編集部では以前、全国の10~60代の男女672名を対象としたアンケートにて「洗濯」に関する意識調査を行ったことが。
その結果、「ニオイの気になる靴下の洗い方」に関する質問では、全体の65.4%が「裏返しの方が良い」と回答したと判明したのだ(残る53.4%は「表のままの方が良い」。

(画像=『Sirabee』より引用)
確かに衣類は、種類や素材に応じて洗い方・干し方を変えるのがベスト。中にはもちろん「裏返して洗濯」するのが効率的なものも存在する。
とは言え幼い頃、母親から「靴下を裏返して脱がないの」と躾けられた身からすると、いささか抵抗を覚えるのも事実。そこで今回は、大手生活用品メーカー「ライオン」が誇るお洗濯マイスター・大貫和泉氏に詳しい話を聞いてみることに。