投資のだいご味とは自分が経営者になったらどうするか、常に考え、あらゆるシナリオの中でどれを選ぶのが現実的で今の経営陣ならどう判断するのか見る、これが私のやり方です。もちろん、外すことは大いにあります。私のある投資先の株価は96%下落しました。丹念に企業分析をした結果、この会社は潰れない、再生できる余地はあると判断し、下落した時点でもともと持っていた株数の20倍購入しています。どうなるかはある意味賭けでもありますが、ハズレくじもあるけれど、時々大当たりすることで投資のバランスとリターンは相対的に健全になっています。多分、自分の事業と同じで工夫し続ける努力、あるいは時の風がどう吹くか予見するのが投資のだいご味だろうと思います。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月19日の記事より転載させていただきました。