具体的には、chocoZAP ステーション(法人向け福利厚生サービス)ならびにSOMPOホールディングスとの資本業務提携(2024年6月発表)を活用した商品開発などがある。ほかにもchocoZAP Partners(広告事業)やマーケティングコンサル事業による収益多角化など、次々と施策が進められている。

2025年3月期第3四半期決算補足資料 P32より抜粋
なお、Growbaseは継続率「99.8%」を誇るクラウド型健康管理システムだ(2024年5月時点)。このサービスと組むことで、chocoZAPの継続率も上がる。また利用料はGrowbase含め、従業員1名あたり月額1,000円(税別)と破壊的な価格設定になっている。
今後もさまざまな施策を通じて、収益の改善を図る動きが活発化していくだろう。2026年3月期および2027年3月期の営業利益目標が達成できるか、現時点で得られる情報から確信は持てない。しかし、中期経営計画の目標の達成可否にかかわらず、chocoZAPの今後の見通しは明るく、増収増益を続けていくはずだ。
(次回に続く)
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