都市伝説か、それとも・・・

 この映像の存在が広まると、人々の間で様々な憶測が飛び交った。

「これはカタコンブに住む‘何か’の仕業では?」
「パニックになった男が逃げた末に迷い込んだのでは?」
「もしかすると、ただの作り話かもしれない…」

 しかし、誰も真実を知ることはできない。カメラの所有者が名乗り出ることもなく、映像に映る男が無事脱出したのか、それとも地下の闇に消えたのかも分からないのだ。

 この事件が事実であれ、作り話であれ、一つだけ確かなことがある。パリ地下墓地は、人が消えるには十分すぎるほどの闇を抱えている。

 そして今日も、誰かがその扉を叩いているかもしれない――。

文=青山蒼

提供元・TOCANA

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