恐怖の映像 ― 地下に消えた男の謎
そして、90年代初頭、パリ地下墓地の奥深くで一台のビデオカメラが発見される。カメラには、謎の男がトンネル内を探索する映像が残されていた。
最初は慎重に歩いていた彼だったが、突然、何かに気づいたかのようにパニックになり走り出す。そして、カメラを落としたまま暗闇の奥へと姿を消してしまったのだ。映像の最後には、カメラが地面に転がり、男の足が遠ざかっていく様子が映し出されていた。

(画像=地面に転がったカメラが捉えた画像 「YouTube」より,『TOCANA』より 引用)
一体彼に何が起こったのか? 何かに追われていたのか? それとも、ただ迷ってしまっただけなのか?
映像が発見された後も彼の遺体は見つかっていない。カメラの持ち主が誰なのかも判明せず、真相は闇の中である。