日本代表不動のセンターバックへと登り詰めたDF板倉滉。全盛期ともいえる28歳の板倉だが、過去にA代表ではDF吉田麻也(LAギャラクシー)とDF冨安健洋(アーセナル)の後塵を拝してきた。現在所属するボルシアMGとの契約は2026年6月までとなっているが、クラブは延長を希望しておりチームトップクラスの待遇を用意すると伝えられている。W杯本大会へ向け板倉がステップアップを図るのか注目が集まっている。

8位:鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド1部)
出場試合数:38
好不調の波が激しい選手であったMF鎌田大地も28歳となり、ベルギーリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、プレミアリーグ、そしてCLやUEFAヨーロッパリーグ(EL)など数多くの経験を積んできた。その経験が近年の鎌田の日本代表でのプレーに落ち着きをもたらしているのは間違いないだろう。特筆すべきは昨年10月10日に行われたアジア最終予選、アウェイで挑んだサウジアラビア戦(2-0)での貴重な先制ゴールだ。あのゴールが、最終予選におけるチームに絶対的な自信を持たせた要素の一つといっても過言ではないだろう。

7位:守田英正(スポルディングCP/ポルトガル1部)
出場試合数:39
”日本代表の心臓”であるMF守田英正も29歳となり、選手としてのピークを迎えている。的確な判断で相手チームの嫌がるポジションに侵入し発揮される得点能力に加え、的確なパスセンスと冷静な判断力を活かしボール奪取から素早くパスを供給してチームのリズムを整える。この一連の動きには優れた戦術眼がうかがえる。本大会では30歳を迎えており、より一層の熟練したプレーに期待したい。
