国民がわからないことは丁寧に説明する。国民がわからないことはしっかり情報をつたえる。主張の根拠を確認する。責任範囲外の領域であることを伝える。わからないなら勉強するようお願いする。
権限は政治家にあり、あくまで財務省職員は政権や政治家の指示命令に従ってやっていることなどを理解してもらわないといけない。わざわざ問題意識をもって、デモに参加してくれる国民に敬意をもって、対話を心がけてみてはいかがだろう。
かっこいい財務省職員を見せてほしい
「デモ参加者への対話会議」を仕掛けるアイデアだが、会議室を開放して、公開の場で行えばよい。プロジェクターに資料を提示して、質問を受け付ける。時間制限をしたってよい。
財務省の幹部候補から庁内公募制でデモ参加者との対話を担当させてみては?とも思う。政治家になろうと狙っている官僚にとってはチャンスでもあるし、説明ということの難しさを感じるだろうし、そこでの対応や経験は職員にとっても物凄い財産になる。自分よりも知能指数が低い人たち、学歴が下の情弱となめきって庁舎から冷ややかに笑っているだけでは「本当のエリート」とは言えない。官僚の応募者も減った今こそ、「かっこいい官僚」のモデルを作り上げていかないといけない。
この方法は資料を公表して「広報した」というよりも、よっぽどインパクトも効果も高いはず。国民の声に向き合う姿を見せられるし、イメージも回復に役立つだろう。財務省に期待したい。