また、ダイエット中の人が「よく噛んでゆっくり食べる」ためのトレーニングとして、一定のリズムで噛む習慣をつけるのも効果的かもしれません。
今回の研究ではピザを使用しましたが、より複雑な食品(硬さの異なるものが一皿に混在しているもの)でも同様の効果が得られるかどうか、今後の研究で明らかにする必要があります。
もし、ダイエット中なのであれば、「噛む回数」と「ゆっくりとしたリズムの中で食べる」ことを意識してみてはいかがでしょうか。
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参考文献
肥満患者の生活指導“ゆっくり食べる”を科学的に検証
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000011zgg.html
元論文
Greater Numbers of Chews and Bites and Slow External Rhythmic Stimulation Prolong Meal Duration in Healthy Subjects
https://doi.org/10.3390/nu17060962
ライター
大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
編集者
ナゾロジー 編集部