■それにしてもこの社長、ノリノリである

ロゴマーク誕生の経緯および、彫刻公園との関係について、エコール社長・真鍋氏に話を聞いてみる。

当然、北海道を訪れた際のエピソード…と思いきや、真鍋氏は「96年8月9日の『デスクリムゾン』発売に際し、前年の95年にロンドンとエジプトに取材に行きました」と振り返る。

そして「エコールのロゴで使用している顔のオブジェは、そのときにエジプトのカイロにある博物館か美術館の前に設置されていたオブジェをモチーフにして作成しました」と、衝撃の事実が明かされたのだ。

公園で見つけた謎のオブジェ、予想外の正体に衝撃走る 「実在したのか…」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

真鍋氏は「残念ながら当社スタッフは、とうや湖ぐるっと彫刻公園には行ったことがありません」「なぜ、こちらの公園にそっくりのオブジェがあるかは謎ですね。いったい何が起きているのでしょうか」と、大いに困惑。

洞爺湖町と真鍋氏のコメントを見るに「エジプトと北海道でたまたま同じオブジェが設置されていた」という線が濃厚だが、これもクリムゾンの導きだろうか…。

そんなエコールでは以降ロゴマークを変更し、かつてのシュールさは鳴りを潜めてしまった。

その経緯について真鍋氏は「2000年頃から、普通のゲームを制作するようになりました。これは、いつの日にか完全なる『デスクリムゾン』の世界を表現するため、一般社会に身を隠し、暗黒エネルギーを蓄えることが目的です」と、暗黒微笑を浮かべながら振り返る。

公園で見つけた謎のオブジェ、予想外の正体に衝撃走る 「実在したのか…」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

なお、一般社会で使用していたロゴは非常にシンプルなもので、とても『デスクリムゾン』を生んだ会社のものとは思えない。

真鍋氏はさらに「そして今年あたり『デスクリムゾン』の復活が始まるかもしれません」「その予兆として、クリムゾン真鍋が、ニンクリ物語を書き始めました。その中にヒントが隠されている気がします」と、意味深なコメントを発している。

つい先日、YouTubeに『デスクリムゾン』のムービーが投稿されて大きな話題となっていたように、今年の日本の夏は「デスクリムゾンの夏」となりそうだ。

公園で見つけた謎のオブジェ、予想外の正体に衝撃走る 「実在したのか…」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

Death Crimson Soundtracks