■根強い人気を誇る理由は…

00年代に誕生した「家庭科のドラゴン」がいまだ根強い人気を誇っている件について、サンワード担当者は「20〜30代の方からの認知度が高く、当時『家庭科のドラゴン』を使っていた懐かしさや、その方々が親世代になったときに自身の子どもの世代にも、まだ『家庭科のドラゴン』が存在することから『話題にしやすい』といった点から、長く支持を頂いているのかな、と感じております」と分析していた。

そんなサンワードは、オリジナルキャラクターの企画製作会社として、様々な提案を行っている。

平成の神器・家庭科のドラゴンに異変 メーカーの明かす設定が「中二の極み」だった…
(画像=『Sirabee』より引用)

担当者は「近年、多種多様なキャラクター達が生まれては消えていくのが現状です」と前置き。

続けて「そこで我われサンワードは『永遠に生き続けるキャラクターを育てていきたい』 というコンセプトを元に探求し、展開してまいりました」「キャラクターの明確な将来への展望を持ちつつ、トータル的なデザインを見据え、スタッフ一人ひとりが多様なアイデアを活かし、能力を発揮できる企業であることを、心がけていきたいと考えます」と、今後の展望を語ってくれたのだ。

平成の神器・家庭科のドラゴンに異変 メーカーの明かす設定が「中二の極み」だった…
(画像=『Sirabee』より引用)

コミケで展開するグッズに関しては、まだ公表を控えているそう。

しかし今後の展開については、同社キャラクターを使用した玩具や食器の発売が決定したほか、今回話題となった「家庭科のドラゴン」が登場する楽曲を含むミニアルバムを今月リリースしたバンドも登場。ますます広がる「家庭科のドラゴン」の世界には期待がますばかり。

今年の日本の夏は「ドラゴンの夏」となることだろう