我々が住む街はいつの間にか老朽化しているのです。そしてメンテ無き施設はないのです。同じことは古いマンションにも言えることでそのうち膨大な大規模改修工事がいたるところで必要になるはずです。古いマンションにお住まいの方はいつか特別大規模改修資金として一軒当たり数百万円の負担があってもおかしくない、だけど住民にそんな金ない、となれば住めないマンションに居住するのかという最悪の二者択一を迫られるでしょう。
我々はインフラのメンテなんて何も考えていません。そんなの誰かがやるだろうぐらいです。水漏れすれば役所に連絡すればいい、そんな甘い時代はいつまでも続かないでしょう。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月13日の記事より転載させていただきました。