コロナ禍以降で注目されるようになった「分散避難」

(画像=©Boris V./stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)
地震や台風をはじめ、日本に住んでいれば災害のリスクと無縁ではいられません。災害により家屋の倒壊や大規模停電、断水といった被害が起きたとき、まず選択肢に上るのは「避難所での生活」でしょう。
一方、さまざまな事情から、避難所よりも「車中泊」を選択する人もいるようです。睡眠やトイレ、食事といった面で、できれば共同生活のストレスを避けたいという人も多いと考えられます。
とりわけ新型コロナウィルス感染症の拡大以降、災害時における「分散避難」の重要性が注目されるようになりました。分散避難とは、知人宅や宿泊施設など避難所以外への退避であり、「車中泊」も選択肢の1つです。
車を使った避難生活を考えたとき、何より役立ちそうなのが「キャンピングカー」でしょう。実際のところ、キャンピングカーはどの程度災害対策として有効なのでしょうか。