今回のオークションでは、シリアルナンバー140のハンセン・ライティングボールが出品されており、開始価格は5万ユーロ(約800万円)、落札予想価格は6万5,000~10万ユーロ(約1040万~1,600万円)と見積もられています。
ハンセン・ライティングボールは、単なる骨董品ではありません。
現代のキーボードやタイピング技術に与えた影響は計り知れず、アクセシビリティへの配慮も、現代の音声入力やタッチタイピング技術に深い影響を与えました。
そしてハンセン・ライティングボールは、「人類が文字を素早く正確に記録するために試行錯誤した証」とも言えます。
その進化の過程があったからこそ、私たちは今、スマートフォンやPCでスムーズに文字を入力できるのです。
確かにこの機械は、「タイピングの進化の原点」であり、今もなお技術革新の象徴として語り継がれています。
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参考文献
Last chance to see? World’s first typewriter heads to auction
https://newatlas.com/collectibles/first-typewriter-auction/
Malling-Hansen “Writing Ball”, 1867
https://auction-team.de/project/malling-hansen-writing-ball/
ライター
大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
編集者
ナゾロジー 編集部