少ない出場時間の中でもパスやドリブル、トラップなど高い技術を見せつけ随所で存在感を発揮していた内田。29歳とまだまだ脂が乗っている時期であるため、新たなチームが決まる日もそう遠くないかもしれない。

MF土肥航大(前所属クラブ:サンフレッチェ広島)
5人目には元U-18日本代表選出経験があるMF土肥航大を挙げる。サンフレッチェ広島の下部組織から2020シーズンにトップチームへ昇格すると、プロ1年目ながらJ1で13試合に出場。2年目の2021シーズは6試合に出場している。その後は水戸ホーリーホック、ヴァンフォーレ甲府、FC今治、栃木SCと様々なクラブへのレンタル移籍を経験した。
昨シーズン期限付きで再び加入したFC今治では、ドリブルや左足の多彩なキックで攻撃を活性化させるなどチームのJ2昇格へと貢献した。しかし、所属元の広島とは2024シーズンをもって契約満了となっている。現在23歳と年齢的にもまだ若い土肥。多くのチームが関心を抱いてもおかしくない。
以上、現在無所属で筆者が獲得をお勧めしたい5選手を紹介した。なかでも注目は、元日本代表GK権田修一とGK中村航輔の2選手ではないだろうか。また、MF土肥航大も水面下で動きがある可能性は高そうだ。
2025シーズンの第1登録期間の期限が3月26日(水)と迫る中、果たしてここで紹介した5選手の所属先は決まるのか。今後の動向に注目したい。