かつて地球を闊歩していたケナガマンモス(ウーリーマンモス)の復活を目指すアメリカのバイオテクノロジー企業「Colossal Biosciences」が、新たな段階に踏み出した。彼らが開発したのは、マンモスの遺伝子を組み込んだ「ウーリーマウス」だ。
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ウーリーマウスとは?
Colossal社は、マンモスのDNAを解析し、毛の質や寒冷地適応能力に関与する遺伝子を特定。その遺伝子をマウスに組み込むことで、長く波打つ体毛や脂肪の代謝を調整する能力を持つマウスを生み出した。この実験はマンモス復活への第一歩とされている。
同社は絶滅した動物を蘇らせることで、生態系の回復に貢献すると主張している。たとえば、マンモスがシベリアの永久凍土を踏み固めることで、温暖化を抑制できる可能性があるという。この研究には多額の資金が投入され、著名人やCIAからも支援を受けている。

(画像=画像は「Daily Mail Online」より,『TOCANA』より 引用)