リーダーシップにおいてカリスマと独裁では違います。独裁は一部の国家のトップにみられるほか、企業においてはオーナー企業に見受けられます。ただ、カリスマと被るところもあるのは事実です。オーナーは1円の出費にも目が届き、下から上がってこない成長プランに苛立ち、「なら、俺が決める」という傾向もあるでしょう。社長は決裁するのが仕事と言いますが、それはサラリーマン社長の場合でオーナー社長は次の戦略を打ち立てるのが仕事です。これがリーダーに求められることです。企業は自動では動かないのです。社員は改善や改良は出来るけれどまったく違うビジョンを求めるのは難しいのです。これをやるのが経営者でありリーダーであると私は考えます。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月9日の記事より転載させていただきました。