黒坂岳央です。

仕事でいろんな取引先やビジネスマン、子供たちの学校の先生や保護者とコミュニケーションを取る機会がある。その際、どうしても一定数、会話に困ってしまう、いわゆる「コミュ障」と対峙することがある。

世間的なイメージでいうコミュ障とは「人見知りで無口」という印象を持つ人も多いのではないだろうか。しかし、無口な人は思慮深く、言葉少なだが受け答えがストレートで円滑な会話ができることも多い。故に「無口=コミュ障」ではない。コミュニケーションに障害をきたしていないからだ。

そうではなく、まったく会話が通じない真のコミュ障とは「しゃべりすぎ」である。そして自分がしゃべろうと考えすぎるあまり、コミュニケーションが成り立たない障害が発生する。

本稿ではなぜ彼らは話しすぎるのか?について理由を独断と偏見で考察した。

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コミュ障は話を聞かない

コミュ障は自分が話すことばかり考える。相手の話している時も次に自分が何を話そうか?しか考えないので、会話のキャッチボールが成り立たない。

先生:「お子さんの学習状況ですが…」 保護者:「うちの子、家ではこんなことしてるんですよ!実は小さい頃から〜(長話)」 先生:「なるほど…それで、学校での様子についてですが…」 保護者:「あ、でもね、やっぱり家庭での教育って大事で〜(話が脱線)」

このように問われている内容に回答せず、自分が言いたいことを延々と話し続ける。そうなると、会話は段々ズレていき、聞き手は疲弊していくのだ。

コミュ障は「自分がたくさん話したい」という欲求を持っているが、プライベートの会話ではそれでよくても、ビジネスやパブリックでそれをされると相手の時間と気力を奪うだけでただの迷惑行為である。

コミュ障は会話の本質を知らない

コミュ障が「何が何でもこれを伝えたい」という思いが非常に強い。それ自体は何も悪くはない。