しかし、この陶製人形のスタイルや材料は、グアテマラやコスタリカの遺跡で見つかったものと似ており、広範な交易ネットワークの存在を示しています。
つまり、エルサルバドルの古代社会もまた、周辺の国々と文化を共有し、交流していた可能性が高いのです。

エルサルバドルの遺跡で発見された表情が変わる陶製人形は、2400年前の人々が持っていた高度な芸術的センスや、宗教儀礼における役割を示唆する重要な発見でした。
さらに、この発見により、エルサルバドルがメソアメリカの文化的ネットワークの一部であり、周辺地域と深く関わっていたことも明らかになりました。
もしかすると、古代の人々も「人形劇」を楽しみ、私たちと同じように物語を語ることを大切にしていたのかもしれません。
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参考文献
2,400-year-old puppets with ‘dramatic facial expression’ discovered atop pyramid in El Salvador
https://www.livescience.com/archaeology/2-400-year-old-puppets-with-dramatic-facial-expression-discovered-atop-pyramid-in-el-salvador
Pre-Columbian ‘puppets’ indicate ritual connections across Central America
https://phys.org/news/2025-02-pre-columbian-puppets-ritual-central.html
元論文
Of puppets and puppeteers: Preclassic clay figurines from San Isidro, El Salvador
https://doi.org/10.15184/aqy.2025.37