にも関わらず、我々はウクライナを支援しないといけないのか。それはロシアにやり得の成功体験を与えないためです。併せてロシアの国力を削り取るためです。そのため費用は国際社会の安定のための投資といえるでしょう。とは言え我が国も相当の国家財政の赤字があるからおいそれと巨額の援助はできません。
援助にしても復興にしてもマフィアの関与に対する非難や、排除をウクライナ政府に迫るべきですが、どこの国もやっていません。本来援助するのであればそれをセットで要求すべきです。
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【Kindle出版】 昔書いた「防衛破綻」「専守防衛」がKindle化されました。順次他の電子媒体でも発売となります。 電子版向けのまえがきも追加しております。15年ほど前の本となりますが、防衛議論の基礎データとしてご活用いただければ幸いです。
防衛破綻 – 清谷 信一
専守防衛 – 清谷 信一
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財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)
編集部より:この記事は、軍事ジャーナリスト、清谷信一氏のブログ 2025年3月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、清谷信一公式ブログ「清谷防衛経済研究所」をご覧ください