ウクライナがいい国だからではありません。はっきり申し上げてクズ国家です。
ウクライナは豊潤な穀倉地帯や地下資源、世界最大の輸送機を作れるような、それなりに工業をもっていたのにずっと最貧国でした。それはマフィアが政治や経済を牛耳って搾取してきたからです。一貫してウクライナは腐敗国家でした。アフリカの最貧国と同じです。
しかも現政権につながる親西欧政権は平和的に成立したものではありません。それまでの親ロシア政権を武力で打倒しました。しかもその勢力は民主的とは言えないごろつきや、マフィア、が相当入り込んでいました。それを西欧諸国は影から支援してきました。
ところが多くの西側マスメディアや国家は親西欧というだけで、あたかもウクライナの新政権を歓迎、支持しました。これはイラク戦争、コソボ空爆、アラブの春などと同じ西欧諸国政府とマスメディア、特にリベラル系マスメディアに責任があります。
ロシアの侵略は是としませんが、仮に暴力革命による親西側政権の樹立、それも西欧諸国の支援による作為がなければプーチンがウクライナ侵攻をしなかった可能性もあるでしょう。それは否定できないかと思います。
ロシア人は猜疑心が強い上に、大変臆病な国民性があります。緩衝地帯だったウクライナが西側の一部となれば安全保障上大きな脅威と彼らは考えます。
ウクライナに対する支援は少なくないパーセンテージがマフィアや悪徳官僚に中抜きされているでしょう。まあそれは電通やパソナと同じといってしまえばそれまでなんですが。
本当に必要なものが軍や国民には届いてないということになります。つまり穴の空いたバケツで水をかけているようなものです。
これは停戦合意がなされて復興支援がなされても同じです。復興に協力する日本企業はマフィアとも付き合わざるを得ない。
人ごとだからといえばそれまでですが、どうせマフィアに搾取される貧乏国で人権もまもられないならばロシアの一部でも構わないと考えるウクライナ人も少なくないでしょう。搾取するのがマフィアかプーチンかの違いです。それは国外に脱出したウクライナ人が多いことからも伺い知ることができます。