企業の総固定資本形成 対GDP比 = 企業の総固定資本形成 ÷ GDP x 100

図4 総固定資本形成 対GDP比 非金融法人企業OECD Data Explorerより
図4が企業の総固定資本形成 対GDP比です。
各国の経済規模(GDP)に対する、企業の投資の割合を占める指標と言えます。
日本(青)は他の主要先進国と比べてかなり高い水準で推移している事になりますね。
韓国は更に大きな割合となりますが、他のG7各国は概ね10%前後です。
日本企業の投資水準は、相対的に高いという事が言えそうです。
日本企業は投資を増やしていませんが、相対的には高止まりが続いているといった推移である事がわかります。
たびたび日本企業が投資を増やしていない事が問題として話題となりますが、水準としては非常に多い状況である事がわかります。
5. 総固定資本形成 対GDP比の国際比較
最後に、総固定資本形成 対GDP比の国際比較をしてみましょう。

図5 総固定資本形成 対GDP比 非金融法人企業 2022年OECD Data Explorerより
図5が企業の総固定資本形成 対GDP比の国際比較です。
韓国(21.2%)が最も高く、次いでスイス(18.3%)、日本(17.4%)の順番です。
日本は経済水準の割に、企業の投資が非常に多いという事が言えそうです。
スイスの投資が非常に多いというのが印象的ですね。
上位には急激に経済水準の高まっているアイルランドや、ハンガリー、チェコなどの北欧諸国、バルト3国などが含まれます。
他のG7各国は、順位としてはOECDの中でも低い方となりますね。
6. 企業の総固定資本形成の特徴
今回は、企業の総固定資本形成について国際比較してみました。
金額で見れば、日本の企業は1990年代から非常に高い水準の投資が続いてきたことになります。
近年でも他の先進国に抜かれたり、追い上げられたりしていますが相対的には多い方になります。