■「命名の経緯」が微笑ましすぎる

一見普通のセルフレジ、表示された4文字にギョッとした… スーパーで買える「軍事施設」に驚きの声
(画像=『Sirabee』より引用)

1968年(昭和43年)創業の博多長崎屋は、福岡県福岡市に本店を構える和菓子店。

今回話題となった商品『元寇防塁』の詳細について、担当者は「厳選した餅粉、粗糖、ローストした香ばしいくるみを使ったくるみ餅です。周りにまぶしている落雁粉、和三盆の風味がよりおいしさを引き立てております」と、説明している。

一見普通のセルフレジ、表示された4文字にギョッとした… スーパーで買える「軍事施設」に驚きの声
(画像=『Sirabee』より引用)

…そう、じつは『元寇防塁』は、歴史的に有名な防塁と同じ名称を冠した「和菓子」だったのだ。

その歴史について、博多長崎屋の担当者は「販売当時の名称は『くるみ餅』とし、竿物(さおもの)で販売しておりましたが、お客様から『食べにくい』とご意見を頂き、現在のような切り分けた状態で販売するようになりました」と、振り返る。

一見普通のセルフレジ、表示された4文字にギョッとした… スーパーで買える「軍事施設」に驚きの声
(画像=『Sirabee』より引用)

そして「その切り分けた状態が石垣のように見え、近くにある史跡の名前を付けたら地元の皆様に喜んで頂けるのではないか…と思い、『元寇防塁』と名付けました」と、命名の経緯を語ってくれたのだ。