アメリカでは一時的な気の迷いや特別視されたい承認欲求からトランスジェンダーを自称する若者が増加し、不可逆的な手術や薬物投与を受けて後悔する、ということが社会問題となっています。そのような行為を奨励する大人、過激なトランスジェンダリズムの存在もあります。

それはアビゲイル・シュライアー氏の原題 “Irreversible Damage” =「トランスジェンダーになりたい少女たち」で詳細に描写されています。本書は、KADOKAWAが出版準備をしていたのに諦め、後に産経新聞出版から発行された際も丸善ジュンク堂が放火予告などの脅迫を受けて実店舗での取り扱いを中止し、一部ネット通販サイトでも取り扱いが為されなかったという背景があります。

朝日新聞記事では、大統領令がこうした米国社会の背景を念頭に置いているということが分からない様になっています。

こうした話題は大手メディアは取り上げず、ほとんど世の中に存在しないこととされているのと同様の言論空間が生まれていました。

*1:The Independent Review of Gender Identity Services for Children and Young People *2:NHS commissioning » Independent review into gender identity services for children and young people