事件の背景とSNSの影響

 地元警察は、モレイラ君がこの行為をなぜ行ったのかを調査している。一部のブラジルのメディアでは、彼がネット上で見つけた実験を真似した可能性があると報じている。しかし、彼自身は亡くなる前、「ネットで見たわけではない」と否定していたという。

 この行為の背景には、SNS上で広がる「危険なチャレンジ」の影響があると考えられている。近年、ネットでは「チャレンジ系動画」として危険な行為を促す投稿が後を絶たない。特に若者の間では、好奇心や注目を集めたいという心理から、無謀な行動に出るケースが増えている。

「自らに“死んだ蝶”を注射」危険すぎるSNSチャレンジが招いた悲劇
(画像=画像は「Daily Star」より、『TOCANA』より 引用)