1月の訪日外国人数が378万人で前年同月比41%増と驚異的な伸びを示しました。私は今週、日本からカナダに戻って来たのですが、空港にあふれるひと、ヒト、人にうんざりです。成田空港も滑走路2本でこれだけの数の離発着機をよくこなすと思いますし、空港内のサービス機能もほぼ麻痺状態です。特に成田も羽田もショッピング街を制限区域の外側に設置しているのですが、使い勝手からしたら出国手続きを終えた制限区域内にあるべきです。中には飲食店はほとんどなく、ブランドものショップと土産物店が我が物顔で鎮座しているのはおかしいと思わないのでしょうか?
一方で日経は日本人が持つ2024年末で有効なパスポートが2164万冊、人口比で17.5%と報じています。コロナ前と比べパスポート発行数が70万冊も減っているそうで日本人はついにハワイも韓国も台湾旅行も諦めたのか、と感じます。かつては物見遊山にショッピング目的の旅行が主流でした。グルメ旅行というのもあったのですが、今の日本人の懐で胃袋を満たせるのはアジアの一部の国ぐらいでしょうか?日本からは「海外旅行に行かなくても浅草寺に行けば外国に来た気分になるよ」と冗談とも本気ともつかない声も出てきそうです。
ただこの押し寄せる訪日外国人、さすがキャパシティ問題がでてくると思います。空港については個人的には茨城空港、神戸空港の利用を再度考えるべきかと思います。茨城空港は定期便が一日8便、3月以降は国内線のみです。神戸も国内線のみです。ホテル不足は深刻でしょう。大阪万博の頃はカオスになると思います。「おまえ、アパホテルいくらだった?2万円、へぇ、俺3万円だったよ」という会話に驚きがなくなるかもしれません。それこそ日本人の万博ツアーのお泊りは和歌山、姫路、名古屋あたりになってもおかしくないでしょう。
後記 弊社で運営するマリーナの年間係留契約の更新時期となり、私が顧客一人ひとりとやり取りしています。停泊料は毎年5%以上引き上げですが、誰も文句を言いません。ただ、ボートを売りに出している人が5-6人いますが、この1年、ほぼ取引ゼロ。つまり売れません。売りたい人は増えても買いたい人がほとんど表れない状態は景気が今一つと言うことなのでしょう。高いメンテコストに燃料を爆食いするボートと見つからない係留場所はプレジャーボートの宿命ともいわれます。「ボートは買った時と売った時が一番うれしくて、持ってくるときは苦しみ以外の何物でもない」というのは知る人ぞ知るボート格言であります。