これまで「ありそうでなかった発明」というものは、度々登場するものですが、もしかしたらエンジニアのモエ・パワー氏によって開発された「eBarrow」もそうかもしれません。
eBarrowは、建設現場で「ネコ」「ネコ車」と呼ばれることもある運搬用の一輪車(または手押し車)を電動化するモジュールであり、わたしたちを過酷な運搬作業から救ってくれます。
eBarrowの動画からそのパワーを目の当たりにすると、日ごろ一輪車を使っている人は、きっと欲しくなることでしょう。
詳細は、eBarrowの公式サイトで確認できます。
目次
- 過酷な運搬作業から解放してくれる新モジュール
- 運搬用の一輪車「ネコ」を電動化するeBarrow
過酷な運搬作業から解放してくれる新モジュール

「ネコ」「ネコ車」と呼ばれる運搬用の一輪車は、建設現場や農作業には欠かせない手押し式の運搬台車です。
仕事や農作業、庭の作業で使ったことのある人も多いでしょう。
そうでなくても、自宅、田舎の実家や学校の倉庫で見かけたことがあるはずです。
この一輪車は非常にシンプルな作りですが、物を運ぶのに便利です。
工事現場などでは石材や土砂、セメントなどを運搬するのに活躍します。
大まかな作業や運搬は重機やトラックで行えますが、それら重機が入れないような狭い場所での作業には、この一輪車を使って人力で運びます。

被災地などでは、通路が塞がれ重機やトラックが入らなかったり、崩壊を避ける目的で繊細な人力作業が求められたりするため、そういったケースでも一輪車が使用されます。
また個人であれば、重機やトラックを持っていない人がほとんどであり、そうした人が庭仕事をする時にも、一輪車が役立ちます。