さて、余談はここまで。ここからは北海道エリアの漁港ロックフィッシュゲームの魅力を筆者なりにお伝えしたいと思います。
オカッパリはコストが低い
まず大前提として、船釣りは船代がかかります。遊漁船によって差は出ますが、ロックフィッシュならば6,000円〜10,000円はかかるイメージ。
もちろんその分楽しめること間違いなしではありますが、釣行の度に船代が飛んでしまうのは正直痛い出費になるという方もいるはず。1回の船代をガソリン代やワーム・シンカーなどの消耗品に充てたほうが、金銭的な工面もしやすいかな?と思っているのが筆者の考えです。

それに加えて、シンカーやワームのボリューム、それを扱えるタックルも揃え直さなければいけない部分もあるので、もし筆者がこれからボートでのロックフィッシュゲームを始めるとなると出費もかさんでしまいます。
北海道はオカッパリでも釣れる
また、北海道のロックフィッシュゲームの主な対象魚であるアイナメやソイ類は、磯や漁港からも釣ることができますし、漁港であれば安全な足元で釣りができるので初心者にも始めやすいのが魅力です。
とはいえ、船釣りはやはり魅力的。対応できそうなタックルであれば、船釣りの頻度を少し落としてオカッパリと両立する、というのもひとつの出費を抑える方法だと思います。各々の釣りに使える予算の中で、楽しめるベストな方法を見つける参考になれば、筆者はとても嬉しく思います。
北海道は50cm級アイナメに出会える
北海道は漁港の足元や岸壁際から、ビッグサイズのアイナメに出会うことができる可能性を秘めたフィールドが多く存在します。
2024年は1年間アイナメをずっと追い求めて釣行しましたが、どんなにサイズが落ちてもエリアを問わず40cmに迫る個体に出会えています。
周囲は凄腕の方ばかりで「俺はまだまだだな」と思い精進していますが、ふと思ったのが「ちょっと感覚が麻痺しているけど、漁港から40cm級のアイナメに当たり前に出会えるってすごいことじゃない?」ということでした。