また、都内の民間病院は全体の9割を占めているとされますが、そこに一律で金をばら撒くのではなく、淘汰と再編を進めることこそ、長期的には持続可能な医療体制の構築につなります。

さらに、東京都が「安定的な医療体制を支えるため」として財政支援を急ぐ理由についても、本当に必要性・緊急性があるのか疑問です。

最低賃金の高さや物価上昇などの要因を強調していますが、これは医療業界に限らず、多くの業種が直面している課題です。なぜ医療業界だけが特別扱いされるのか、その根拠についても大きな疑問が残ります。